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リレーコラム

「サラリーマンはいいよな」 2010年2月号

このコラムのお話を頂いたのは新年会の席でのこと。期限は2週間とのこと。「いやあ、2週間じゃ書けないですよ。」とやんわりお断りしようと思ったが、「どうせ1ヶ月あってもギリギリまで書かないでしょ。」の返しに返す言葉もなく、またお酒のせいもあって今こうしてパソコンとにらめっこしているのである。

さて、何を書こうかな・・・難しい話は書けるはずもなく、趣味の話?いや、趣味と言える趣味もなく・・・数年前であればバスケットボールやフットサルが趣味ですなんて書いたんだろうけど、今じゃ穴を掘ること以外体を動かすことなんてほとんどない。

ではその数年前に何をしていたかと言うと、まだこの世界には入っておらず、ましてや土地家屋調査士なんて資格があることも知らなかった。

前職は某住宅メーカーの現場監督。毎日職人さん相手に現場から現場を飛び回り、毎日夜遅くまで休みもほとんどないような忙しい毎日であった。職人さんからは「サラリーマンはいいよな、仕事しなくても給料もらえて」なんて冗談まじりで言われて、お返しに「自営業は気楽でいいよな、会議はないしうるさい上司もいなくて。」なんて言いあったりして。

そんなサラリーマンの私がなぜこの世界に入って、自営業と呼ばれる立場になったのか。それは30歳を迎えた頃、「いつまでこんな生活を続けるんだろう・・・そうだ資格を取ろうと思い立ち早速本屋さんへ行ってどんな資格があるのか探しました。10年近く作業着で仕事をしてきたので今更スーツを着て一日中机に向かっているなんて想像もできない。そこに土地家屋調査士をいう資格を初めて目にしたのである。なになに・・・法律の知識と現場の作業・・・「これだ!この資格を取ろう!」そう、この世界に入るキッカケであった。

今では友人たちに会うと、「サラリーマンはいいよな。」なんて数年前に言われていたセリフを言い返しつつ自営業の辛さと厳しさ、またやりがいを感じている日々なのである。

 上尾支部   加川 央城

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